■銅とは
銅は、骨、骨格筋、血液を中心として体内に総量で約80mgほどあり、赤血球のヘモグロビンの合成を助けたり、腸内では鉄の吸収を促す等の働きをしています。
銅の効果・効能
銅は、血液の中で赤血球のヘモグロビンを作る時、鉄をヘモグロビンに結びつける働きをします。このため鉄が十分にあっても、銅が不足していると、貧血になってしまうこともありので、貧血解消には必要なミネラルです。
また、コラーゲンやメラニン色素の生成に必要な酵素等多くの酵素の成分となって代謝に関与しています。
さらに、活性酸素を除去する働きをして細胞を維持したり、骨や血管壁の強化、皮膚の健康維持等の役割もします。
銅を多く含む食材
かき(牡蠣)、するめ、海老、たこ、しじみ等の魚介類、レバー、ナッツ、大豆、アーモンド、ココア、ごま、玄米等に多く含まれています。
銅の1日に必要な量
成人男子:0.9mg 成人女子:0.7mg
※許容上限摂取量:10mg
銅の過剰摂取は、通常の食生活ではほとんどありませんが、サプリメントなどを誤って大量に摂ると肝臓障害を起こすので注意する必要があります。
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